\動画だから分かりやすい/

クリスタで漫画を描きたい方向けに
動画で学べるUdemyのコースをご用意しました

詳細はこちら

【クリスタアップデート】Ver.2.2.1で3D素材の親子関係が可能に!

3Dの親子関係 クリスタの基本
記事内に広告が含まれています。

先日セルシス社様より、クリスタのアップデータが発表されました

これについては、月額利用プランの方及び
アップデートプランに加入している方が対象となります

実は私はこの前までアップデートプランは未加入で、

どうしても欲しい機能が追加されたら申し込もう!
それまではガマンだ!と思っていました、が・・・

申し込むのが我ながら早いですよね・・・そうですよね・・・

あっさり加入してしまいましたが後悔はありません

なんせ今回のアップデートは
とても魅力的な機能が加わっているのです!

今回の記事ではその一部、
「3D素材の親子関係」についてご紹介していきたいと思います

それでは、どうぞ!

3D素材の親子関係とは?

まず、親子関係とはなんぞやということですが、
簡単に言えば複数の3D素材を一緒に動かせる、ということです

例えばデッサン人形と小物を配置したとしますよね

人形と小物を配置

人形をもう少し左に移動したい・・・と思ったとして
ルートマニピュレータで移動すると、
ボールとの位置がずれてしまいます

ボールが残る

ですがいちいちボールを動かして
人形に合うように位置を調節するのも面倒ですよね

こういった場合に、
一緒に移動することができるのが今回の機能というわけです

一緒に動かせるようになる

なお、3D人形の使い方については下記記事をご参照ください

親子関係の設定の仕方

上記のような場合に、
「人を動かせばボールが付いてくる」という状態にするには、

「人」をメイン、つまりは「親」とし
「ボール」をサブ、つまり「子」に設定してあげます

設定の仕方は、まずは
デッサン人形とボールの配置されたレイヤーを選択します

レイヤーを選択

※3Dオブジェクトは同じレイヤーに配置してください

次にツールプロパティの右下にある歯車のアイコンから
サブツール詳細を開きます

サブツール詳細を開く

左のリストから「オブジェクトリスト」を選択すると
今キャンバス上にある3D素材がリスト形式で表示されます

オブジェクトリスト

ツールプロパティにもオブジェクトリストはありますが
ここから親子設定はできないので注意が必要です

その中から、子に設定したい「サッカーボール」を選択し
親に設定したい「3Dデッサン人形」にドラッグ&ドロップします

人形へドロップ

そうするとリストが階層化したのが確認できます

リストが階層化

試しに人形を移動してみると
ボールもくっついて動くようになっていることが分かります

親子関係が設定完了

動かすときは「親」である人形を動かしてください

アタッチメントについて

例えば、人形の足を前に出したい、と思った時に
子に設定したボールはどうなるでしょうか

人形の足を動かしてみると、
このようにボールは一緒に動いてくれません

ボールがついてこない

なぜかというと、現在のボールの設定としては
親である人形全体との連動はしますが、

足とか手とかの細かい部位が変化しても、
それには連動しないという状態になっているからです

これを部位ごとに連動させてくれる、つまり

足を動かせばボールもくっついて動くようにしてくれる機能が
3D素材のアタッチメントです

設定の仕方は、子に設定したボールを
サブツール詳細のオブジェクトリストで選択し、

その下にある「アタッチ先の部位」という部分から
くっつけたい部位を選択します

今回は「右足」を選択します

アタッチ先の部位
右足を選択

すると、微妙に位置が変更になったので
ルートマニピュレータでボールの位置を微調整します

ボールの位置を調節

この状態で足を動かしてみると、
ボールが連動して動いてくれることが分かります

ボールが足に連動

頭部をアタッチメントする

このアタッチメント機能を応用できるのが
「頭部のアタッチメント」です

クリスタには「頭部モデル」という機能があり、
骨格や、目などのパーツの大きさやバランスなど設定することができます

頭部モデル

頭部モデルは、他の3D素材と同じように
キャンバスにドラッグ&ドロップして使用します

これを人形の頭にアタッチメントすることで、

人形の顔を好みに作り上げることができ、
人形の動きに合わせて動かすことができるようになります

頭部モデルを親子に
頭にアタッチメント

ポイントとしては、頭部を人形に重ねた時に
人形自体の頭部がはみ出すことがあるので

そうなるのを防ぐために人形の頭部を小さくし、
さらに首を少し長くしておくときれいに当てはまります

人形の頭を小さく
首を長くする

また、頭部モデルは首にポーズの設定が適用できないので

首は人形を優先させるために
頭部モデルの方の首を細くしておくとよいでしょう

頭部モデルの首を細く

まとめ

いかがでしたでしょうか

私があっさりアップデートプランを購入した気持ち、
お分かりいただけたのではないでしょうか・・・

今までは複数の素材を位置調整するのは
かなり面倒だったと思うのですが、

今回のアップデートで大幅に改善されましたので
興味のある方はぜひいろいろ試してみてくださいね!

アップデートされた内容は
この他にもいろいろとありますので、

また別記事にてご紹介したいと思います

タイトルとURLをコピーしました