突然ですが、
- クリスタに興味はあるものの、漫画を描くのにどういう点が便利なの?
- クリスタがいいと聞いたことはあるけれど、具体的にどんなところが強みなの?
そのあたりがいまいちはっきり分からないと感じたことはないでしょうか
この記事では、漫画を描くツールとしてクリスタを普段使いしている私が
自信をもっておすすめする最強の機能(厳選!)5つをご紹介します
この記事を読むことで、クリスタの便利な機能が具体的にイメージできるかと思います
それでは、どうぞ!
線画を描くのに最適!ベクターレイヤー
デジタルで描く漫画やイラストは、レイヤーという透明なシートのようなものに
線を描いたり色を塗ったりし、それをすべて重ねて1枚の作品を仕上げていきます
レイヤーにはその機能によって様々な種類があるのですが
中でも線画を描くのに大変便利なのが「ベクターレイヤー」と呼ばれるものです
このベクターレイヤーに線画を描くことで
- 後から線の太さを変える
- 線が交わっているところまでを一気に消す
などの便利な使い方をすることができます
一瞬で線をそろえることができるため、特に人物の髪の毛や背景の線画などで重宝します
これだけでクオリティアップ!魅力的な専用フォント
漫画を描く上で、印象を大きく左右するフォント選びは大切ですよね
じつは私は最初のころはクリスタ以外の無料ソフトを使っていたのですが
フォントはもともとPCに入っていたごく一般的なものを使っていました
ですがやはり雰囲気がいまいち出ないことに少々不満を感じていました
クリスタを購入すると、特典として「イワタアンチック体Bフォント」というのを
ダウンロードして使用することができます
このフォントは漫画に適したとても美しいフォントで、原稿のイメージががらっと変わります
一度使うと離れられないほど、漫画づくりに欠かせないフォントです
ほしいものがきっと見つかる!豊富な素材
これぞクリスタの醍醐味とも言えるのが、素材の豊富さです
例えばここに木を描きたいな~、でも描くの面倒くさいな・・・という時はありますよね
そういった時クリスタには木を描けるブラシというのがあり、
それを使うとペンで線を描く感覚で木を描くことができます
さて、ここからがクリスタの恐ろしいところですが
なんと「木を描くブラシ」は今回使用したこれ1つだけではないのです
プリセットで用意されているブラシの他に、公式が出しているブラシ素材や
ユーザー様たちが独自で作成したさまざまなブラシが多数公開されており
自分が気に入ったものをいくらでもダウンロードして使用することができるのです
さらにおどろくべきは、それがブラシだけに限った話ではないということです
トーンやコマ枠、ふきだし、建物などの画像素材など、実に様々な素材があり
新たな素材も日々、追加・更新されています
これらの素材を使うことで、面倒な資料集めをする手間を大幅に省くことさえできるのです
まさにクリスタの本領発揮と言えます
ポーズが苦手でも大丈夫!3Dデッサン人形
動きのついたポーズや描き慣れないアングルの人物絵は苦戦しますよね
そういった時にお勧めなのがこの3Dデッサン人形です
簡単な操作で角度を変えることができ、
描きたいポーズ・アングルをすばやく再現することができます
自分で体の動きを調節できますが、慣れるまでは難しく感じる部分も多いため
最初はプリセットで用意されているポーズや素材を利用するのがおすすめです
また、人形の性別や体型なども変更することができ
細かい手の動きなども自分の思うように設定することができます
これをアタリとして使うことで、人体のバランスを保ち
難しい動きも違和感なく描くことができます
美しい背景が一瞬で完成!LT変換
私のように背景を描くのが苦手な方にもってこいなのがこの機能。
なんと3D素材の背景を自分の好きな角度や大きさに変更し、
そのまま線画+ベタ+トーンありの背景を完成させることができます
プリセットには校舎や住宅などの素材が用意されており、
漫画でよく使われる背景や場面を簡単に表現できます
また建物だけではなく小物の3D素材もあるので
例えば机の上にコップを置いたり、家の前に自転車を配置したりすることもできます
もちろんそのまま線画として書き出すことができるという
デジタルならではの強力なツールとなっています
まとめ
いかがでしたでしょうか。
クリスタの便利機能は挙げだしたらキリがありませんが
今回は個人的にこれは絶対外せない!という最強ツール5つをご紹介しました
デジタルで漫画を描いてみたいけど、クリスタを使うかどうか決めかねている・・・
という方はぜひ参考にしてみてくださいね!